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この記事の目次
- 1.「扶養の壁」に縛られすぎない、という選択
- 2.「扶養の壁」は“知って選ぶ”もの
- 3.もしネコ姐が「外に出たい」と言い出したら?
- 4.ネコ姐は“無報酬の相談役”
- 5.まとめ|扶養は「しがみつくもの」じゃなく「使いこなすもの」
アロ〜ハ!トラです🌺
完全退職してFIREしてから、もうすぐ1年。田舎でのんびり暮らしながら、資産運用法人を細々と運営している50代の元公務員です🐯
マイクロ法人を立ち上げようと考えている方の中には、最初から「ひとり社長」で行くのではなく、夫婦で相談しながらライフプランを再構築している方も多いのではないでしょうか。
実際、うちもそうでした。
FIRE後の生活をどう設計するか、妻・ネコ姐と話し合った末にたどり着いたのが、
「マイクロ法人を活用しながら、自由に・柔らかく社会と関わっていく」という方向性でした。
その中で考えたのが──
「この法人、夫婦でどう関わっていくのが一番シンプルか?」という問い。
妻が代表になるパターンもありますし、夫婦で社員になる方法もあります。
実は、一度は「二人とも社員になって、一緒にやってみようか?」という案も出ました。
でも、そうすると
・役員報酬はどうする?
・社会保険の加入義務は?
・税務署や年金事務所への届け出は?
と、手続きや判断事項が一気に増えるんです。
せっかくFIREしたのに、手続きに追われるのは本末転倒。
そこで、うちは私🐯が代表社員、ネコ姐は「扶養の範囲内で無報酬の相談役」というスタイルに落ち着きました。
今振り返っても、これは本当にシンプルで、ラクでした。
1.「扶養の壁」に縛られすぎない、という選択
「130万円の壁」「扶養から外れたら損」──そういう声、よく聞きます。
でも私たち夫婦は、その“壁”に縛られすぎずに生きることを選びました。
もちろん、扶養制度には大きなメリットがあります。
健康保険や年金など、社会保険料の自己負担がないのはありがたい。
ただ、それを守ることを最優先にしてしまうと、
「法人に関われない」「働けない」「動けない」といった制限も出てきてしまいます。
実際、ネコ姐が法人に関わる場面でも、
報酬さえ発生しなければ、扶養の枠内で十分にやりとりは可能です。
さらに、2025年の税制改正により、
「所得税がかかり始める年収ライン」は約123万円に引き上げられました。
以前は「103万円の壁」と呼ばれていましたが、今は非課税枠が広がっています。
参考資料👇
2.「扶養の壁」は“知って選ぶ”もの
制度を知らないまま「なんとなく扶養内にいないと損」と思い込むより、
自分たちに合った関わり方を選べる知識がある方が、ずっと自由です。
現時点での代表的な“壁”は次の2つ:
- 123万円の壁(旧103万円):所得税がかかり始めるライン。給与収入ベースで年収123万円までなら非課税になるケースが多い(2025年改正後)。
- 130万円の壁:年収130万円を超えると、社会保険(健康保険・厚生年金)の扶養から外れ、自ら保険加入が必要になる。
👉社会保険の被扶養者の収入要件の詳細についてはこちらが参考になります。
扶養にとどまるか、思い切って超えるか──
どちらも「損得」だけでなく、自分たちのライフスタイルに合わせて選べばいい。
3.もしネコ姐が「外に出たい」と言い出したら?
もしネコ姐が「外で働きたい」と言い出したら?
それも全然OKだと思っています。
扶養から外れて働くのもアリ。
また辞めて戻ってくるのもアリ。
その時々で、自由に選べばいいんです。
事務手続きは多少増えるけど、人の気持ちは変わるもの。
私は「絶対に扶養にいてくれ!」とは思っていません(笑)
一応、ネコ姐がちょっと働くなら、
「オレの年収の1/2には収めてくれるとありがたいな」とは思ってますけど、
超えてくれたら、それはそれでカッコイイから応援するつもりです!
「扶養に収まるか、出るかは、こっちが決めることよ。制度に振り回されないのがネコ流!」
by ネコ姐🐾
4.ネコ姐は“無報酬の相談役”
ネコ姐は法人の登記上の役員ではありません。
でも、創業時の電子申請トラブルでは私以上に冷静に対応してくれたり、
投資信託選びではリスク分散や信託報酬を一緒に比較したり──
日々の意思決定でも「これどう思う?」とよく相談しています。
まさに、無報酬のブレーン。
法人に関わる=役員や給料をもらう、ではない。
家族だからこそできる、「ゆるく深い関わり方」もあると思っています。
5.まとめ|扶養は「しがみつくもの」じゃなく「使いこなすもの」
扶養制度はたしかにありがたいですが、
「外れたら損」「法人に関わるとNG」と決めつけるのはもったいない。
ネコ姐のように、
制度を理解したうえで“今の自分たちに合った関わり方”を選ぶ。
それが、マイクロ法人と暮らす上での自由につながっている気がします。
それではまた、次回の記事でお会いしましょう🌺
マハロ〜!
👀このブログ、実はわたくしトラの目線で書いてますが…
👩🦰 妻・ネコ姐の“観察記録”も人気(?)です🐾
▶ @nekoneko_fire で気まぐれ更新中!
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