マイクロ法人ラボ

はじめてのマイクロ法人設立・運営ガイド

一度FIREしたけどまた働きたくなった?法人はそのまま使える!再スタートのゆるガイド🌿

本サイトにはプロモーションが含まれます。

アロ〜ハ!トラです🌺
「マイクロ法人ラボ」を運営している、50代の元公務員トラです🐢
完全退職後に資産運用会社のマイクロ法人を作って、ゆる〜く運用しながら自由ライフを満喫中です🧘‍♀️

さて今回は、「一旦FIREしたけど、気が変わってまた働きたくなった!」そんなケースについて考えてみたいと思います。

というのも、私自身「もしかしたら2年後くらいにまた働くかも…?」なんて思うこともあって。色々な選択肢を探っています!
でも、せっかく作ったマイクロ法人を解散したり休眠にするのももったいない!ということで、今日は、

🐢 途中で会社員に戻った場合、マイクロ法人はどうする?
🐢 そして再び“ゆるFIRE”したくなったら?

…というテーマで、私なりの構想をゆる〜くご紹介します🌈


1. まず結論:マイクロ法人は「温存」できます!

いきなり結論ですが…

✅ 法人はそのままキープでOK!

一度作ったマイクロ法人、報酬をゼロにしておけば、解散・休眠しなくても社会保険や税務面で問題ありません。

私の考えている流れは、こんな感じです👇


2. 想定シナリオ:FIRE → 会社勤め(2年)→ 再FIRE

🔹ステップ①:マイクロ法人を“静かに”継続

  • 解散や休眠はしない(書類を出さずに済む)
  • 役員報酬はゼロ円にして、社会保険の加入義務を回避
  • 法人銀行口座や法人証券口座の投資信託はそのまま保持(法人での資産運用は継続)
  • 年1の決算と法人税申告、住民税均等割(7万円〜)だけは行う

🔹ステップ②:会社勤めで社会保険加入

  • 就職先で厚生年金・健康保険に加入
  • マイクロ法人からの報酬ゼロのため“二重加入”にはならない
  • 法人は「将来の再活用」に備えて静かに持っておく

🔹ステップ③:退職後、再FIRE生活に復帰!

  • マイクロ法人の役員報酬を月5万4,000円に再設定(2025年時点での所得税非課税ライン)
  • 自らの法人から社会保険に再加入(協会けんぽ+厚生年金)
  • 法人の資産運用・名義管理も引き続き活用✨

3. 注意点&知っておきたいこと📝

項目 ポイント
法人の解散・休眠 不要。活動実体を“薄く”残すだけでOK
報酬ゼロ 社会保険対象外(国民年金などは就職先が担う)
決算・税務 年1の申告と住民税均等割は必要(赤字でも)
法人口座・証券 ずっと維持できる。資産管理にも便利
再稼働時の社会保険 報酬を出し始めれば自動的に加入対象に

🔸 法人の解散・休眠は不要
マイクロ法人を一時的に稼働させなくても、解散や休眠届を出す必要はありません。形式上の「法人活動」は継続しており、税務署などに特別な届け出をすることなく、静かに法人を“温存”しておくことが可能です。

🔸 報酬ゼロなら社会保険の対象外に
法人から役員報酬を出さなければ、その法人では社会保険(協会けんぽ・厚生年金)への加入義務が発生しません。つまり、会社勤めをしている間は、その就職先の社会保険だけに加入しておけばOKです。

🔸 毎年の決算申告と均等割は必要
たとえ収入がゼロでも、法人には決算申告と、法人住民税の「均等割」(おおむね年7万円前後)の支払い義務があります。ここをサボると、後で信用にも響くので、必要最低限の維持費として割り切っておくのが吉です。

🔸 法人口座や証券口座は維持可能
マイクロ法人で開設した銀行口座や証券口座は、報酬ゼロでもそのまま維持可能です。法人名義で資産運用や現金管理を続けられるため、個人とは分離したお金の流れをキープできます。

🔸 報酬再開で社会保険に自動復帰
会社勤めを終えたあと、マイクロ法人で月額5万4,000円などの報酬を再設定すれば、社会保険の加入対象に自動的に切り替わります。あらためて手続きは必要ですが、法人に報酬支払い機能があるのは大きなメリットです。

🐢 最後にちょこっと補足

「役員報酬ってすぐ変えられるの?」と思っていた方もいるかもですが、頻繁には変えられません!
報酬の変更は、原則として期首から3カ月以内だけ。だから、年度初めのスケジューリングも地味に大事です💡 
期の途中で就職したり、退職する場合はさらに対策を考えなくてはいけませんね!


4. まとめ:法人は“人生の引き出し”になる🌟

人生って、けっこう気分が変わりますよね?
「もう働かない!」と思ってFIREしても、数年経つと「ちょっとだけ働いてもいいかも…?」となることもある。

でも、そこでまた法人を作るのは面倒だし、社会保険や資産の管理の問題も出てくる。
だからこそ、マイクロ法人は“とっておく”のが正解です(と今のところ考えています)。

たとえ一時的に会社勤めに戻ったとしても、法人を静かに持っておけば、またいつでも“ゆるFIRE”生活に戻れる。
月5万4,000円の報酬で社会保険に入れて、法人の口座で資産管理もできて、肩書き(代表)もキープできる。

法人って、“攻めの道具”じゃなくて、“守りのパスポート”にもなるんです🛡️

「またのんびり暮らしたくなったとき」に備えて、マイクロ法人はずっと手元に置いておきたい。
そんな気持ちで、私は法人をそっと温存してます🐢
他にも色々な方法があると思いますのでまた違う方法があれば、皆さんとシェアしていきたいと思います。
FIREしたけど、ちょっとまた就職したいなんて思った時、皆さんでも何か他にも良い方法をお考えだったら教えてくださいね!

アロハな人生、柔軟に楽しみましょう〜🌺🌴